こんにちは。KKL代表の安井大樹です。
今回は、「運動が得意じゃない子」にこそ、私たちの教室に来てほしいという想いを込めて、ある男の子のエピソードをご紹介します。
その子は、体験レッスンのときから明らかに不安そうな表情で、他の子の後ろに隠れていました。お母さんからも「家でも運動が苦手で、集団の中に入るのもあまり得意じゃなくて…」と相談を受けていました。
でも、私たちはその子に無理やり参加を促すことはしませんでした。まずは場に慣れること。少しずつ、見て、感じて、心を開いてくれたらいい。
そう思いながら2〜3回ほど参加してもらっていたある日、彼は突然、「やってみる」と自分からボールに触りにいったんです。
周囲の子も自然に「いいね!」「次はこっちだよ!」と声をかけてくれて、彼の表情もみるみる明るくなっていきました。
子どもは、できないことに対して敏感です。でも、「できる・できない」ではなく、「やってみようとする気持ち」が大切だと私たちは考えています。
スポーツは誰かと比べるものではなく、自分の心と体に向き合うもの。
この教室では、どんな子でも「自分のペースで成長する喜び」を感じてほしいと心から願っています。
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